2021年2月20日に

zoomでのオンライン座談会を

開催しました☆


今回は、性教育を実際に子供にしてみた!

というお母さんに

 

「どのように性教育をしているか」

「やってみて困ったことやその影響は?」

ということを、赤裸々に話して頂きました。

 

そして、もちろん

聞いている方にも質問してもらったりして

座談会形式で和気あいあいとした会になりました

 

今回は3人のお母さんにお話をしてもらいました。

3人の母親の方に共通していたことは

 

性教育の最初には

「プライベートゾーンの話をした」

ということ、でした。

 

そして、何もないところからは

話がしにくかったので

勉強会でも紹介している絵本を用いて

話をしたことも伝えてくださいました

 

元々、性教育は大事だと思っていたが

勉強会に参加して意識が変わったこと

などを話して下さるお母さんもいました。

 

聞いていた方からの質問も

口頭でもチャットでも、たくさん飛び交いました

 

その中でも盛り上がった話題は!

「子どもが小さい時性器をどうやって洗っているか」

「性器の洗い方をどう教えているか?」

特に、男の子のお母さんは

「どうしていいのか戸惑う」

「皮の引っ張り加減が分からず、痛くないのか心配」

という、至極当然のお悩みを皆さん抱えていました。

 

小学校低学年の男の子のお母さんからは

「皮を引っ張ってきれいに洗わんと病気になるらしいよ」

「いたくないけど、できるだけ引っ張って洗い」

「大事な所やから、自分でやるんよ」

と少しずつ教えていったという話がありました。

 

医師からは

痛くない範囲で大丈夫。

半年から1年かけて剥けていくから

お母さんも最初は怖いだろうから無理はしないで!

でも徐々に剥いて洗ってみよう

とアドバイスも出ていました

 

また、ほかの質問では、子どもに

「赤ちゃんがどこからきたの?」

と聞かれた時はどうしているか?

という話になりました。

ここは、経験のあるお母さんから

適確なアドバイスが!

「なんでそれを知りたいと思ったの?」

とまず聞き返してはどうか、と。

 

親はその話を聞かれると

「S♡Xのこと?」と身構えてしまいますが

子どもはそんなこと思っていないことが

ほとんどです

 

「○○ちゃんには妹がいるから

私もほしいと思って」とか

「お腹の中にどうやって入ったの?

僕もいたの?」とか

「なんとなく!」とか

 

子どもが何で知りたいと思ったのかで、

答えって変わりませんか?

 

子どもの答えによって

こちらの返答も変わるということに

わたし自身、とても納得しました。

 

性教育でもそれ以外のことでも

子どもが質問してきたことに対して

なんで子どもがそう思うのか?

子どもの なんで? と思う気持ちに

しっかり答えていきたいなと感じました。

 

また、家庭で性教育の話をしていても

学校やお友達には話してはいけないと話すことに

違和感があるというお話もありました。

 

この問題への返答には医師も悩んでいましたが

以下のような話になっていました。

 

そもそもに性/性教育の一つに

「人との距離感を学ぶ」というものがある

「性の話」というのは、とてもプライベートな話なので

誰とでも話すような話題ではない。

 

じゃあ誰と話ていいの?となった時に

親との距離感

信頼できる大人との距離感

はじめてあった人との距離感

友達(同性/異性)との距離感

恋人や親密な人との距離感

 

その距離感が近い人とは話せるし

遠い人とは話さない

少なくとも、公衆の面前で大声で話すことではない

ということが距離感を学びながら

伝えられるといいのではないか

 

ただ、幼い段階ではその理解は難しいので

まずは「外では話さないよ」になってしまうのではないか

 

というお話でした。

質問された方は納得している感じでしたが

自分でも人との距離感って

どうやって学んだんだろう

どう教えたらいいんだろう

と、次の疑問も生まれてきました。

 

 

今回のアンケートには

・他の方の意見が聞けてよかった

・子どもも一緒に聞いていたので

 性器の洗い方が学べてよかった

・興味のある話ばかりだった

・和気あいあいとしていてよかった

 

・様々な立場で意見や考え方や

 疑問点が聞けてすごく有意義だった

・今までは本で読んで一方通行に

 勉強するのみでしたが

 はじめて参加させていただいて

 改めて深く考えさせられました。

・とても楽しい勉強会でした!

 またこのような勉強会したいです!!!

 

などと書いていただき

私達もあったかい気持ちになりました

 

また、アンケートには、お悩みエピソードも。

・年齢が中学年で性教育の話をしたら

 子どもに眠いと言われ全然聞いてもらえなかったが

 車の中で運転をしながら話をしたら聞いてくれた。

 対面じゃなかったから?かな

 

・話がしにくいので、本を置いてみたが

 読んでる気配がない、どうしよう

 

・今回の話の中でもあったが

 性の話を家の中と外との区別が難しい

 またお話したい

 

タイミングって難しい

本人が興味を持ってくれないと難しい

と実感するエピソードを教えて頂き

ありがとうございます

 

子育てしている中で

性教育でなくても親が迷うことは

たくさんあるかと思います

 

わたし達は基本は性/生教育の話をしていますが

今回のように、性教育の話から

子ども達のなんで?どうして?に

答えていくことの大切さ

子どもたちとのコミュニケーションの取り方/話の仕方 

たくさん考えさせられることがあるかと思います

 

勉強会を通して、様々なことに話し合い

親として成長していけたらいいなと

私も常に感じています

 

今回もご参加ありがとうございました。

また座談会企画もしたいと思います!